【ポエム】ゾウさんと僕とゾウさん

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朝、いつものように目を覚ますと、
部屋の隅に大きな影があった。

「今日からお前、俺のために生きろ」
低い声が響き、床がきしむ。

会社を辞めることになった。
理由は説明しなくても分かるだろう。

喉が渇いた。冷蔵庫を開ける。
肉がギチギチに詰まっていた。

おかしい。昨日の買い物では肉を買っていない。
どうやって手に入れたのか、聞かないことにした。

夜、隣の家から聞こえる悲鳴が止んだ後、
部屋の空気が少しだけ重くなった気がした。

ベッドに横たわると、低い声でこう言われる。
「お前、次はちゃんと目をつぶれよ。」

翌朝、小鳥の囀りで眼を覚ます。
机の上にはホクホクの肉じゃが。

いただきます。

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机の上のボンカレー・ネオは、いつ処理すればいいんだ。

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